連日、さまざまな報道が続いている大阪市立桜宮高校の体罰自殺問題。いたたまれない気持ちになるこの問題に、ギャル達も非常に高い関心を示し、注目しているようです。
今回GRPでは、この問題について、世代が異なるギャル達にそれぞれどう思うのか質問しました。
「どうにか出来たはず」
まず、GRP編集部に遊びに来たJKギャル達に、自殺した男子生徒と同世代として率直な意見を聞いてみたところ、
『自殺するってよっぽどひどい体罰があったのかな…。そんな先生がいるなんて残念』
『体罰なんてあり得ない。体罰を与えていた先生も、見て見ぬフリをしていた先生も最低』
『学校側は分かっていたはずなのに何で止められなかったの!?残念過ぎて悔しい…』
など、教師が生徒に体罰を下すことに反対する意見が多く挙がりました。また、自殺まで追い込んでしまった教師はもちろん、こういう事態になる前に解決できなかった学校側の責任に対しても、声を揃えて『ひどい』『どうにか出来たはず』という意見が聞かれました。
「親身に話し合える環境」を
同じ質問をJKギャル時代を経験したアラサーギャルに聞いてみると、こんな意見もありました。
『私が高1の頃、校則破って金髪にして先生の注意を聞かなかった時は怖いって有名な先生に体罰を受けたことがあるよ…。その時は嫌だと思ってたけどその先生の言うことを聞いておけば良かったなぁって今は思う。体罰は良いことではないと思うけど…』
『私も高校生の頃はよく親に反抗して叩かれてたなぁ…。でも、今の子って親に叩かれたことがない子も多いでしょ?そういう環境の中で育ってるから、突然先生に体罰を受けたら、先生が思っている以上に生徒が感じる恐怖心はすごそうだよね』
それぞれの世代によっても考え方や視点は様々のようです。それでも、「教師と生徒が親身に話し合える環境が必要」といった意見を述べるギャル達が世代を問わず、多かったように感じられます。
GRP編集部 ミリにゃん