恋人候補(攻略対象)が全員「ラッパー」という、ヒップホップ女子にはたまらない?恋愛ゲームが登場した。おそらく空前絶後だろう。
Yoshinaga Works.が2013年1月16日から配信しているiPhone(アイフォーン)向けアプリ「ラッパーと恋をする」は、高校を舞台に主人公の女子生徒と、個性的なラッパー男子との恋愛模様を描く女性向け恋愛ゲームだ。
熱血、知性派、不良の3タイプ同級生男子が登場
主人公の「女ラッパー」MC鹿島田は、進級がかかった春休みの補習授業で、3人の同級生男子とめぐり合う。熱血、知性派、不良とそれぞれタイプの違う3人と交流する中で、主人公は徐々に彼らに惹かれていく――
と書くと「普通の」乙女ゲームのようだが、何せ登場人物たちは全員ラッパーだ。教室では毎日のようにラップバトルが繰り広げられ、会話の内容もほとんどがラップに関するものばかり。しかも物語はなぜか壮大で、「セルアウト村」出身者への差別や、ラップバトルで負けたものが収容される刑務所など、やけにハードな(そしておバカな)設定が次々と登場する。「ラップで人が死ぬってどういうことだ?」という登場人物の発言があるが、プレイヤーからすればまさに「それはこっちのセリフだ!」。
では単なるギャグ作品かといえばそうではなく、選択肢次第では強敵との熱い戦いに進む展開も。エンディングは全8種類あり、繰り返し遊ぶことが可能だ。
ツイッターでも爆笑相次ぐ
ツイッターでも話題になり、
「つっこみどころ多すぎるw」
「なんだこの最先端の乙女ゲーwww」
「くそ面白いwwwww誰かインダハーウス?」
と笑い交じりのつぶやきが相次いでいる。App Storeでも平均4点(5点中)と、なかなかの高評価を獲得中だ。