受験生の大一番・センター試験だが、その真っ最中に「思わず吹き出しそうになった」「笑ってしまった」という報告が相次いでいる。
問題が解けなくて泣くならとにかく、「笑う」とはどういうことか。それは、2013年1月19日(1日目)の「英語」のリスニング問題中に起こった。
英語のリスニング
流れ始めたのは「ミートソースの作り方」についての英文だった。オリーブオイルとにんにくを入れたフライパンに、玉ねぎ、牛肉、トマトを順に加えてよく熱する――受験生たちは、一語たりとも聞き逃すまいと耳を澄ませる。
「そして最後に忘れちゃいけないのが――キムチ・ベース」
え?
普通のスパゲッティーに使うような「ミートソース」を頭に浮かべながら聞いていた受験生にとって、それは不意打ちだったようだ。キムチ? あれ、聞き間違えたかな――と問題文に目を移すと、そこには確かに「Kimchi base」の文字が。
緊張しきっていた受験生らの中には、唐突過ぎるキムチ登場に、笑いをこらえるのが精一杯だった人もいたようだ。
「センターリスニングに下手物料理のレシピ出てきたんだけどwwwwwwwwww何だよキムチトマトミートソースってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「キムチベースのせいでリスニング中耐えるのが大変だった」
「リスニング終わった瞬間。キムチミートソース……キムチミートソース……とざわめく教室」