美輪明宏「ヨイトマケの唄」にみる 2013年「歌の力」復活の予感

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演歌の台頭もあり得る?

   これはあくまでも私見だが、2013年、それが良いのか悪いのかという議論は置いておいて、今の若い世代がロックだとかラップだとかいうこととは別の、歌そのものの力が表出してくるような音楽が登場してくるのではないかと思っている。

   2012年の由紀さおりの再評価に通じる、歌の力の再評価という意味では、演歌の台頭もあり得るのではないかとさえ思う。

   なにはともあれ、2013年は、音楽を発展させる力のないメディアに踊らされることなく、音楽がバランス良く発展するよう祈るばかりだ。

加藤普

◆加藤 普(かとう・あきら)プロフィール
1949年島根県生まれ。早稲田大学中退。フリーランスのライター・編集者として多くの出版物の創刊・制作に関わる。70~80年代の代表的音楽誌・ロッキンFの創刊メンバー&副編、編集長代行。現在、新星堂フリーペーパー・DROPSのチーフ・ライター&エディター。

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