デヴィッド・ボウイさんが、約10年ぶりに音楽活動を再開する。2013年1月8日、公式サイトでシングル「Where Are We Now」のネット配信開始と、アルバム「The Next Day」を3月に発売することを告知した。
1960年代以来数々のユニークな作品を残し、カリスマ的なロックスターとして知られるボウイさんだが、2003年のアルバム「リアリティ」以来音楽活動をほぼ停止しており、「事実上の引退」とも見られていた。
アルバムは3月に発売
しかしボウイさんの誕生日である8日、公式ウェブサイトが突如更新され、新曲のiTunes配信ページへのリンクと、そのミュージックビデオなどが掲載された。新曲はトニー・ヴィスコンティさんのプロデュースで、MVはビデオ・アーティストのトニー・アウスラーさんが手がけた。映像中ではほぼ全編にわたり、ボウイさんらの顔が奇妙な人形のようなものに合成されている。
突然の復帰に各国のメディアが騒然となっており、特に出身のイギリスではBBC、ガーディアンなどがトップニュース級の扱いで伝えた。
アルバムは3月8日にオーストラリアで先行発売され、11日にはアメリカを除く世界各国、12日にアメリカで発売される。価格は2000円(デラックス盤)。シングルも250円で現在発売中。