タイの伝統文化とタイシルクの製作過程を紹介
農園内は主に5つのエリアに分かれています。
(1)コスモスとヒマワリが見頃を迎える花畑
タイのひまわりは、日本のものよりも背が低いのですが、それもまたカワイイ。
(2)小さいものから大きなものまで揃うカボチャ畑
この地方はカボチャが有名。
(3)イサーンの伝統文化を伝えるイサーン・ビレッジ
失われつつあるイサーン建築家屋の保存のほか、レストランや野外フードコートなどがあります。文化保存を目的に、年々拡大しているエリア。
(4)タイシルクの製作過程を紹介
絹を作るためのカイコの飼育や染色、織物の過程を紹介することで、ジムトンプソン製品の素晴らしさ、伝統技術を伝えています。
(5)物品販売コーナー
農園内で作られた作物を購入できるほか、ジムトンプソンのセールコーナー、ジムトンプソン・ファーム限定グッズなどを販売。
タイを代表するタイシルクのブランドだけに、自社の布を効果的に使っての見せ方が一流。どこを見ても絵になる風景が広がっています。また、タイシルクのできる過程を蚕の養殖から再現したり、地元イサーンの文化保存と文化の伝承を担ったりと、企業が行うべき社会的な役割も果たしています。
バンコクからの日帰り旅行としてお勧めの農園。これを見たら、お土産でもらって家に眠っているジムトンプソンの商品も、ちょっと違った印象を受けるかもしれませんよ。
美濃羽佐智子