年末年始の特別番組ラッシュで、レコーダーはフル稼働。しかし親戚まわりや新年会などで自宅にいる時間は少なく、少しずつ消化しても次から次へと溜まっていく録画、ハードディスクの容量はもう限界…。
そんな多忙な「テレビっ子」のために、いつでもどこでも録画した番組を見られる機器が「Slingbox(スリングボックス) PRO-HD」だ。
地下鉄の中でもOK
スリングボックスは、HDDレコーダーなどに録画した映像を、インターネットを通じ、PCやスマホ、タブレットなどで外出先でも見ることができる機器。通勤で長時間地下鉄に乗っている人も、電波が利用できる区間なら視聴可能だ。
さらに通信回線の速度に応じて自動的に画質を上げたり下げたりするため、LTEのような高速通信が使える場所では高画質で動き、電波の弱い所でも映像が途切れにくい。
スマホには専用のアプリのインストールが必要で、iPhone(SlingPlayer Mobile)、iPad(SlingPlayer Mobile for iPad)向けアプリは1300円、Androidスマートフォン(SlingPlayer for Phones)、タブレット(SlingPlayer for Tablets)向けアプリは1099円。
本体はオープン価格で、市場想定価格は3万4980円(追記:後に2万9800円に改定)。正規代理店「イーフロンティア」のオンラインストアでは、2万9800円で販売されている。
なお、著作権法では「コピーコントロール」、「アクセスコントロール」という著作物読み込みの保護を回避するような行為は違法と見なされるが、スリングボックスはそうした技術プログラムは実装していない。