ジンギスカンで師走を乗り切る 「秘伝のタレ」落として食べるワケ

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実はモンゴルにはない料理

   お店の人の話では、肉を焼く際には、水っぽくならないために、漬け込みタレはなるべく落としたほうがいいそうだ。それでも水気は残っているので、肉がジュウジュウとタレや肉汁を出しながら焼けていく様子が、食欲をそそる。柔らかい赤身の肉には、甘めの味がしっかりとついていて、羊特有の肉の旨味はあり、臭みはない。タレや肉汁の染みこんだ焼き野菜もこれまた箸が進む。

   ところでモンゴルの英雄の名前を取ったこのジンギスカンだが、実はモンゴルにはない料理で、明治時代の国策で、日本で羊の飼育が盛んになったのに合わせて、考案された料理だという。北海道では戦後に、値段が安く、おいしい肉であることと、名前のインパクトから人気になったそうだ。食べ終わると、満足感があり、なにやら大陸的に雄大な心持ちがしてきたが、これはたしかにジンギスカンならではの効用かもしれない。


商品名:味付特上ラム

製造:松尾ジンギスカン

サイズ:500グラム

価格:1050円

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