明日、12月8日(2012年)にミニアルバム「again」を発売予定の、「あゆ」こと浜崎あゆみさん。
同作では、「不倫略奪愛」で恋人となった内山麿我(マロ)さんとのツーショット写真をジャケットに起用するなど、あゆファンはもちろんギャル界にも衝撃を与えました。
「あゆの不倫」について、ギャル達はどう受け止めたのでしょうか。
「誰と付き合おうが、応援していく」
早速、GRPで調査を行うと、
■賛成…40.1%
■反対…39.2%
■興味がない…20.7%
といったように、賛成と反対がほぼ同じ割合になったことが明らかとなりました。その理由を探るべく、まずは賛成派のギャル達に意見を聞いてみると…。
『あゆが誰と付き合おうが、これからも変わらずに応援していきたいと思う!』
『良いんじゃない!?恋していないより、している時の方がいい曲も作れそうだし!』
『切り替えが早くて良いと思う。元旦那を引きずっているよりも、新しい恋を見付けた方がマシ(笑)』
といったように『恋愛に壁はない』と自由奔放な振る舞いをするあゆに対し、40.1%の賛成派のギャル達は今度も変わらず応援の姿勢を見せていることが明らかとなりました。
かつてはカリスマ的存在
一方、反対派のギャル達はというと…。
『浜崎あゆみの曲は大好きだけど、正直、男関係に関しては尊敬出来ないかなぁ~』
『あゆってどんどん女としての価値下げてる。もうギャルのカリスマじゃないのかも…』
『既に新恋人出来てたんだって感じだった~。でも、不倫みたくして格下げだよ』
といった厳しい意見が飛び交い、楽曲は支持するギャルが多いものの、歌姫の破天荒な恋愛遍歴にギャルもガッカリ…といったところのようです。
ただ、今回注目したいのが、約20.7%のギャル達が「興味がない」と回答したことで、私自身がギャル全盛期の5~6年前は、あゆと言えばギャル界の神的存在で、音楽だけでなく、ファッションやメイク、髪型などありとあらゆる要素が憧れのカリスマ的存在でした。
しかし、今回調査したアンケート結果から読み取ると、あゆ世代の私としては、賛成や反対といった意見よりもギャル達がこの報道に「興味がない」という回答をしたことの方が驚きを覚えました。
現代ギャルは「律儀」だから
では、なぜギャルにとってあゆがカリスマではなくなったのでしょうか。
それには、3つの理由が考えられそうです。まず、1つ目としてはギャルの間で、華やかな世界にいる芸能人よりも、ブログやSNSなどで周囲に対し自分の日々のライフスタイルを綴る身近な存在のモデルやブロガーなどが憧れの対象へ変化したことが挙げられます。
2つ目に考えられるのは、仲睦まじい姿をブログで披露するギャルモデルカップルに共感を寄せるギャルが増えたことの影響です。離婚や不倫といった道徳に反し非日常的な行動には、「興味がない」ようです。
そして、極め付けの3つ目は…。
「礼儀正しい」「律儀」といった周囲への謙虚さが現代ギャル達の定義として挙げられているからこそ、ここ最近のあゆの限度を超えた破天荒ぶりに良い印象を持たなくなり、ギャル達のあゆ離れが加速してしまったのではないでしょうか。
不倫や離婚のスキャンダルなどでメディアを賑わせても、ギャル達の心を賑わせ続けるのは難しいようですね…。
果たして明日発売の「again」のタイトルと同じように、カリスマ性がある、あゆは復活を遂げるのでしょうか。ギャル達はアーティストとしてだけではなく、プライベートもギャル達の手本となるような「新生・あゆ」に期待を寄せています。
GRP編集部 ひろぽん