中国海軍の「実力」とは
『もしも日本が戦争に巻き込まれたら! 日本の「戦争力」vs.北朝鮮、中国』
日本は戦後67年、平和憲法のもと他国と武力紛争を起こしていない。だが、領土・領海をめぐる動きやミサイル問題など最近の近隣情勢から安全保障に対する関心が高まっている。他方、メディアも含め、安全保障や軍事面での基本的な知識が不足しているとの指摘もある。そこで、多くの人が抱いている素朴な疑問にわかりやすく答えようというのが、アスコムからの『もしも日本が戦争に巻き込まれたら! 日本の「戦争力」vs.北朝鮮、中国』(著・小川和久、坂本衛、1000円)だ。
尖閣沖での中国漁船衝突事件はどう対応すべきだったのか、中国海軍は太平洋に進出する力を本当に持っているのか、北朝鮮のミサイルは日本に飛んで来るのか、などの疑問について政策にも詳しい熟達の軍事アナリストがQ&Aでズバリ答える。