次は『安定のカラオケ』っしょ
7位は、「とりあえず」→「とりま(とりあえず、まぁ)」が再編成された「とりあ」。例としては、『とりあ渋谷』『とりあ寝る』といったように、副詞的な扱いで使用されました。
8位には、「間違いない」「確実な」といった鉄板な状態を表した「安定の」が登場。『安定のマルキュー』『安定のカラオケ』など、確定的や決定的といった意味を表します。
9位は、「美味しい」や「旨い」といった状態を表す「美味(びみ)」。美味しい物を食べた時などに「美味しい」とは言わずに、感動した状態を交え「美味!」と略されました。
10位は、「意味が分からない」の略語「~な意味」がランクイン。主にブログやSNSを中心に使用され、『盛れない意味』といったように訳が分からない状態を表します。
以上、「2012年ギャルの流行語トップ10」は、いかがでしたでしょうか。
これらのTOP10から見ても分かるように、今年もブログやSNSなどのウェブを中心に使用され人気を集めたギャル語が多くランクインしています。
この傾向は、何度もお伝えしているように、リアルなコミュニケーションよりも、ウェブ上でのコミュニケーションが頻繁になったことはもちろん、ネットを介し、ギャル達のコミュニケーションを求めるステージが、「対話(リアル)」よりも「文字(ネット)」に変化してきたことが影響しているようです。
来年以降も、こうしたウェブを介した言葉がギャル界で盛り上がる予感がします。予感がはずれたら「どうするぅ!?」。そのときは、「ばくわら」でお許しを……。
GRP編集長・まぁ~さ