デノンは2012年12月上旬、インナーイヤーヘッドホンとして、「ミュージックマニアック」シリーズから「AH-C250」を、「アーバンレイバー」シリーズから「AH-C100」を発売する。
価格はそれぞれオープンだが、想定実売価格は「AH-C250」が2万5000円前後、「AH-C100」が1万円前後とみられる。
不要な振動抑えて「高音質」追求
フルレンジ用バランスドアーマチュアドライバーを採用することで、「明るく伸びのあるボーカルを再現した」という「AH-C250」では、ハウジングに剛性に優れた亜鉛ダイキャストを使用し、小型軽量でありながら不要な振動を抑えて高音質を追求した。ケーブルにはアイポッド、アイフォーン、アイパッドに対応したマイク付きコントローラーが、イヤーピースには通常のシリコン製4サイズと2層シリコンイヤーピース(3サイズ)が付いている。
一方「AH-C100」には、高磁力カネオジウムを採用した直径11.5ミリのドライバーを使用し、迫力のあるサウンドを実現したほか、振動板の前後に音圧バランスを調整する独自構造を搭載し、「抜けの良い再生音を再現する」。また、これらをアルミ合金と樹脂によるハイブリッドハウジングに収めることで不要な振動を吸収している。こちらにもマイク付きコントローラーが付属する。