「銀座ミツバチプロジェクト」などは、東京・銀座の数寄屋橋公園で、福島県須賀川市の牡丹の植樹式をおこなった。
黄色の鮮やかな「金晃」、桃色の「聖代」、白の花弁に芯から薄紅の滲む「吉野川」の3種類の牡丹が、関係者らの手によって植えられた。
華やかな街、銀座にふさわしい
式には橋本克也・須賀川市長も出席し、「牡丹は『百王の王』とも言われていて、華やかな街である銀座にふさわしいと思う。春に須賀川の牡丹が花を咲かせ、行きかう人々の目を楽しませてくれるのを楽しみにしている」と話した。
都市と自然環境の共生を目指し、銀座の屋上で養蜂をおこなう「銀座ミツバチプロジェクト」は、以前から須賀川市とさまざまな形で交流してきた。牡丹の植樹は、この一環で、「須賀川牡丹園」が名勝として知られることから、2012年2月にはじめて実施された。2度目となる今回は、11月19日におこなわれた。
イベント後には、参加者約20名がプロジェクト副理事の田中淳夫氏の案内の下、銀座を探索し、交流を深めた。