香り最高、歯ごたえ抜群
椎茸って、カレーの主役にはどうなんだろう? ふと疑問が頭をよぎるが、気を取り直してルーに向き合う。と、香りがいいのに気付いた。野菜が溶けこんだスープの甘味にそこはかとなく漂う和風ダシの気配、それに適度なカレーのスパイシーさが加わって、品良くまとめられている。
そして、丸ごとのどんこ椎茸。つるっと弾力的で魅惑的な歯ごたえがあり、にじみ出てくる旨味は上質な椎茸ならではのもの。食べ終わる頃には、椎茸はカレーと合うし、カレーの主役にもふさわしいことを実感していた。むしろ、その味の巧みさに魅せられて、もっとどんこを食べたいと思ってしまった。
ちなみに、今回きのこカレーを購入した大分県椎茸農協のネット直営店(楽天ショップ)では、しいたけが入った炊込みご飯の素「なばめし」や「きのこ牛丼」といったパック製品や、どんこ、香信の干椎茸も販売している。ここはきのこカレーと合わせて買って、大分椎茸尽くしと行くのがオツだろう。
商品名:豊後きのこカレー
製造:大分県椎茸農業協同組合
サイズ:180グラム
価格:300円