カレーの主役は椎茸で決まり 大分産最高級「どんこ」のド迫力

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   「グルメの秋」の食材といえば、きのこを欠かすことはできないだろう。ご当地レトルトカレーにも、きのこを用いた有名な一品がある。大分県椎茸農業協同組合の「豊後きのこカレー」(180グラム、300円)である。

大相撲の優勝力士に贈呈

肉厚の「どんこ」がゴロゴロ
肉厚の「どんこ」がゴロゴロ

   ご当地カレーのなかには、当地の特産品をちょっと添え物的に入れてみましたというものもあるが、このきのこカレーは、大分県名産の椎茸(どんこ椎茸)をメインの具材に、どんと堂々使っているのが特徴だ。どんこは冬に育つ椎茸のことで、かさの開きが小さく、肉厚。その干椎茸は椎茸の最高級品とされ、椎茸そのものを味わいたいとき(ステーキなど)には「どんこ」を使えと言われる。文字通り、「主役」級の椎茸なのである。

   さてこの「きのこカレー」、パッケージを一見すると、ちょっと変わっている。レトロな雰囲気のデザインで、なぜか相撲取りの写真が載っている。カレーでも椎茸でもなく、力士!? 大相撲の優勝力士に大分の椎茸が贈呈される様子を写したものだそうだが、少々妙な感じもする。

   そんなパックを温めて皿に空けると、黒い小粒などんこ椎茸がルーとともに5個ほど転がり出てきた。きのこや野菜大好きだけど、肉食男子でもある筆者は一瞬、この椎茸が牛肉の塊だったらなあなどと思ってしまった。

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