男子が厨房に入る姿が珍しくなくなった。趣味という人もいれば、奥さんの手伝いという人もいる。倹約のために自炊を始める人が増えてきたという話もある。書店に並ぶ「男の料理」の本もバラエティーに富んでいる。その中から目についた3点を紹介する。J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中
独身男子もOK「100円レシピ」
『家メシ道場 1食100円でかんたんごはん』東京近郊に暮らす20代の独身男性の1日の食費の平均は1428円という調査結果があるそうだ。1か月約4万3000円。これを1食100円ですませれば月1万円で収まり、年間約40万円節約できるという計算になる。ディスカヴァー・トゥエンティワン発行の『家メシ道場 1食100円でかんたんごはん』(著・給食系男子、1050円)は、材料費100円でつくれる自炊メニューのレシピ本だ。即製カルボナーラ、豚スタミナ丼、きざみうどんなど、その数100以上。いずれも手順は簡単。節約だけでなく、自分で作れば、おいしくて健康にもいいし、何より、料理の楽しさを味わうことができる。
著者の「給食系男子」とは、2011年に会社員や漫画家、編集者、プランナーら料理好きが業種を超えて結成した料理人ユニット。