山田詠美さんの小説『ジェントルマン』(講談社、2011年11月刊)が、第65回野間文芸賞(野間文化財団主催)を受賞することが決まった。同賞は講談社創設者・野間清治にちなんだもので、優れた純文学作品などに贈られる。副賞は300万円。
同時に発表された第34回野間文芸新人賞には日和聡子さんの『螺法四千年記』(幻戯書房)と山下澄人さんの『緑のさる』(平凡社)が、第50回野間児童文芸賞には石崎洋司さんの『世界の果ての魔女学校』(講談社)がそれぞれ決定した。2012年11月6日発表された。
贈呈式は12月17日、都内の帝国ホテルで行われる。