究極超人あ~る25年ぶり新作に歓喜 気になる内容は…?

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   ゆうきまさみさん作の漫画「究極超人あ~る」の「25年ぶり」の新作が、2012年11月5日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)に掲載され、話題を呼んでいる。

   「あ~る」は週刊少年サンデーで1985~87年に連載、とぼけた性格のアンドロイド(当人いわく「ロボットじゃないよ、アンドロイドだよ」)R・田中一郎ら春風高校光画部(いわゆる写真部)の巻き起こす騒動とのんきな日常をひょうひょうとしたタッチで描き、人気を集めた。

「文化部のバイブル」ともいわれる人気作

R君たちの変わりのなさ(一部除く)に、ファンなら感動必至。ところで「あさの」と「きしだ」は…
R君たちの変わりのなさ(一部除く)に、ファンなら感動必至。ところで「あさの」と「きしだ」は…

   直撃世代はもちろん若い世代にも読み継がれており、「文化系部活のバイブル」との呼び声も高い。ファンによる「聖地巡礼」を生んだ走りともいわれ、2012年7月にも長野県伊那市の職員有志らの主催により、OVA(オリジナルビデオアニメ)版の一場面を再現するサイクリングイベントが開催されて話題を呼んだ。

   今回の新作は小学館が震災復興チャリティー企画として、かつての人気漫画を読みきりで復活させる「ヒーローズ・カムバック」の第2弾として発表されたものだ。R・田中一郎を始め、鳥坂先輩、大戸島さんごらメインキャラはもちろん、校長先生や用務員の毒島さん(モデルはそれぞれ落語家の春風亭柳昇、俳優の天本英世)といった懐かしの面々も登場、「これぞあ~る!」な一編になっている。

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