富士フイルムは2012年11月上旬、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E1」を発売する。価格はオープンだが、ボディーのみの想定実売価格は9万円前後とみられる。
「ファインダーをのぞいて撮れる」
「X-Pro1」と同じく、独自開発による1630万画素APS-Cサイズの「X-Trans CMOSセンサー」を搭載。フルサイズセンサー搭載機に匹敵する超高画質を実現しながらも、約350グラムという小型軽量化も達成した。独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでモアレや偽色の発生を抑える。
また、約236万ドットの画素数を誇る「有機EL電子ビューファインダー」により、「視野率約100%、高い解像力で確実なフレーミングと精緻なピント確認が可能」という。撮影に集中できるようにと、ファインダーをのぞいたまま左手でレンズの絞りリングを、右手でボディー天面の各種ダイヤルを操作できるレイアウトを採用した。
ボディーカラーは、ブラック、シルバーの2種類。