激安商品の本当の原価は?
『これでわかった!! 値段のカラクリ』デフレの止まらない経済大国ニッポン。店頭には激安商品があふれている。牛丼、ハンバーガー、弁当ばかりではない。メガネ、ファストファッション、液晶テレビ。さらには海外旅行、自動車までモノの値段はどんどん下がるのに、それでも儲かるのはなぜなのか。気になる本当の原価はどうなっているの?
集英社の『これでわかった!! 値段のカラクリ』(著・金子哲雄、1155円)は、誰しも思う、そんな疑問に答えて低価格商品の価格構造を独自の理論でわかりやすく解明する。モノの値段の成り立ちを知ることは、世の中の生産や流通の仕組みを知ることだ。それがわかれば、値切り交渉で優位に立てるし、安物買いの銭失いにならずに済む。買い物上手になるための格好の1冊だ。