サッポロビールは、バカルディ ジャパン(東京・渋谷区)が取り扱う、シングルモルトウィスキー「グレンロセス」の新ヴィンテージ「グレンロセス1991」「グレンロセス1998」を2012年10月31日に発売する。
「1991」と「1998」
グレンロセス蒸留所は1879年、当時マッカランのオーナーによって、マッカランよりもエレガントでバランスの良いウィスキーを作るというコンセプトのもとで建設され、現在、生産量の約5%を希少なシングルモルトとして販売している。
この約5%にあたる「最高級シングルモルト グレンロセス」(同社サイト)は品質の高さから、「トップドレッシング(フレーバーとクオリティを高める原酒)」と称され、「カティサーク」をはじめとする数多くのブレンデッドウィスキーの原酒として重宝されてきた。
「グレンロセス」は、並外れた時間をかけた蒸留プロセスが個性的で甘さがありフルーティでエレガントなスピリッツを生み出す。
今回発売される「グレンロセス1991」は、長期熟成させたアメリカ産オーク(樫)およびスペイン産オークのシェリー樽原酒を中心に構成されるスパイシーで繊細な味わいと、熟成感のあるフルーツとバニラのリッチでバランスのとれた後口が特徴。
「グレンロセス1998」は、アメリカ産とスペイン産オークのシェリー樽のブレンドに、バーボン樽原酒がアクセントとなって、華やかな中にもスパイシーさがある、表情豊かなフレーバーを構成している。
アルコール分は43%で、価格はオープンだ。