65インチ…もはや黒板級!
それだけではない。さらに大きい「超巨大タブレット」も、開発が進む。
オーストリア人グループが2010年発表した試作品「iTable(アイテーブル)」は、その好例だ。サイズはなんとテーブル並みの58インチ。iPhone(アイフォーン)を接続することで、この大画面上でアイフォーンを操作することができる。もっともこうなると、持ち運びは2人がかりでやっとだ。
Android(アンドロイド)陣営も負けていない。トルコのARDICが2011年11月発表した自称「世界最大」の試作機はアイテーブルを上回る65インチと、黒板級の巨大さを誇る。
今はまだ「キワモノ」感の強いこうした製品だが、ちょっと前まで「小型タブレット」のヒットを誰も予想できなかったことを思えば、これら「巨大タブレット」「超巨大タブレット」が次世代の主役になる可能性もないとは言いきれない。アップルが「iPad big(アイパッド・ビッグ)」を投入する日も、遠からず訪れるかも――