iPad mini(アイパッド・ミニ)発表からわずか1日足らず――アマゾンによる小型タブレット「Kindle(キンドル)」日本発売の発表は、まさにアップルの顔面にカウンターを叩き込むようなタイミングだった。
iPad miniの約半額、廉価機は8800円
アイパッド・ミニ発売が2012年10月24日未明(日本時間)に発表されたかと思ったら、その日のうちにキンドル日本発売が公表された。
なんといっても価格のインパクトが大きい。旗艦機種「Kindle Fire(キンドル・ファイア)HD」は1万5800円、1世代前の「Kindle Fire」は1万2800円、廉価機の「Kindle Paperwhite(キンドル・ペーパーホワイト)」に至っては8480円だ。
米国での価格から十分予想されていたこととはいえ、最安2万8800円のアイパッド・ミニに「他社ものより高い」との声が上がっている最中とあって、その「安さ」は大きな話題となっている。ツイッターでも、
「TL(編集部注:タイムライン)がiPad miniから一気にKindleに」
「開戦初日に呉軍港と東京湾を占領されるぐらいの衝撃」
と驚きの声が広がった。