「暴君ハバネロ」とチョコが新コンビ 舌はどう反応するのか、発売直前レビュー

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   味覚中枢パニック待ったなし――「キャラメルコーン」「暴君ハバネロ」といった東ハトの定番スナックを、チョコレート専門店「メリーチョコレート」のチョコで甘~くコーティングした異色のデパ地下スイーツが誕生した。

   この「ウィズ チョコレート」シリーズは2012年10月24日、大丸東京店で初お目見えする。このたびモノウォッチ編集部では発売直前の新製品を入手、さっそくその未知の味覚を体験してみた。

キャラメルコーンにもチョコ

東ハトおなじみのスナックとメリーチョコレートのコラボ。果たしてそのお味は
東ハトおなじみのスナックとメリーチョコレートのコラボ。果たしてそのお味は

   今回のラインアップは、「キャラメルコーン」「あみじゃが(スイート・ホワイト)」「ビーノ」「暴君ハバネロ」の全5種類だ。「チョコレート仕立てのリッチスナック」をコンセプトに、いずれもメリーのこだわりのチョコレートを使用、メーカー側が「新しい味の調和を楽しめるおいしさ」と胸を張る自信作だ。

   まずは、東ハトの看板商品「キャラメルコーン」から。口に入れると、まずはチョコレートの濃厚な甘さが広がる。ところが、かみ砕くと今度は、キャラメルコーン特有の香ばしい甘さがふわっ、と口の中を覆う。甘みから甘みへ、鮮やかな「早変わり」に思わずうなること請け合いだ。

口の中は甘さでいっぱい、でも舌先は激辛

   甘さ×甘さの王道タッグのキャラメルコーンに対し、塩味系の「あみじゃが」「ビーノ」は異端の組み合わせと言うべきだろう。いずれもチョコの味が強烈で、あみじゃがやビーノはなかなか前面に出てこない。かむたびに懸命に存在感をアピールする塩味は、ここではチョコの甘さを引き立てるサポート役に徹している感がある。

   タッグどころか、チョコとがっぷり四つに組んで戦っているのは、「暴君ハバネロ」だ。確かに最初はチョコの味が優位に立つが、やがてハバネロの強烈な刺激が舌先を襲う。口の中全体に甘さが広がる中に、ハバネロが単身局地戦を展開している、というイメージだ。甘いのに辛い、この混乱した味わいは他ではなかなかお目にかかれない。

   これらの5商品は大丸東京店で10月24~30日、同京都店で10月31日~11月6日、松坂屋栄店で11月14~19日、同高槻店で11月21日~27日にかけて限定販売し、その後全国に順次展開予定だ。価格はすべて378円。

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