初音ミクに全米が泣く?――ボーカロイド・初音ミクを題材とした映画の製作が、アメリカで進んでいる。
米カリフォルニア大学サンディエゴ校のAssistant Profeccor(日本の助教に相当)で映像作家のタラ・ナイトさんが監督を務める。タイトルは「MIKUMENTARY(ミクメンタリー)」で、世界的な「初音ミク現象」にさまざまな角度から迫る連作ドキュメンタリーになるという。
初音ミク「現象」を追う連作ドキュメンタリー
タラさんが自身のウェブサイトで明らかにしたもので、作中には初音ミクの「生みの親」であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長や、初音ミクを使って音楽制作を行う「ボカロP」へのインタビューも含まれているという。
2012年10月14日には予告編も公開された。「初音ミクとは何か」という問いに対し、「音楽を作るソフトウェア」「バーチャルアイドル」「ソーシャルメディア」「ポップスター」「参加型の文化」「女神」などとさまざまな人が答える声をコラージュしたものだ。
「ハリウッド進出」とネット盛り上がり
このニュースに、日本のネットユーザーからは驚きの声が相次いだ。
「いきなりハリウッドかよwww」
「天使のミクさんの魅力と歴史がついに世界に報じられるのか」
「もはやミクは世界のミクだな」
「ミクメンタリー」は全12部構成で、2013年中の公開を目指すとしている。