ソニーは2012年10月20日、スマートフォンなどからワイヤレスで音楽を再生できるブルートゥース機能を搭載したホームシアターシステム「HT-CT260」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は3万円前後とみられる。
高域信号成分を、高精度デジタル処理で再現
ワイヤレスサブウーファーを採用し、スピーカー部とサブウーファーがワイヤレスで通信することで、スピーカーケーブルの配線が不要になり、設置の自由度が向上した。
音楽信号を圧縮する過程で失われがちな高域信号成分を、高精度なデジタル処理によって再現する「ポータブルオーディオエンハンサー」を搭載したことで、ワイヤレス音楽再生などの際でも「クリアで伸びやかなサウンドが楽しめる」という。
またスピーカー部には、六角柱をモチーフとした形状を採用している。六角柱のスピーカーでは、「30度上向き」と「正面」の2つの視聴角度が好みに応じて選択可能で、スピーカーをテレビ台の上に置く場合は、付属のスピーカースタンドを使用して、スピーカー角度が正面になるように設置。一方、スピーカーをテレビ台の棚の中に置く際は、スピーカースタンドをつけずに30度上向きの角度で設置する。