ソニーは2012年10月20日、NFC(ニアフィールドコミュニケーション)搭載のブルートゥースポータブルスピーカー2機種「SRS-BTV5」「SRS-BTM8」を発売する。
音質設計にこだわり
NFC搭載スマートフォンなどをかざすことにより、ブルートゥース機器の登録(ペアリング)や音楽再生などが簡単に行える、ワンタッチ機能に対応したポータブルスピーカーだ。
「SRS-BTV5」(ブラック、ホワイト、ブルー、ビビッドピンク、ライトピンク)では、「サークルサウンドステージ」技術を採用し、スピーカーを中心に360度全方向に広がるサウンドが楽しめる。軽量(約135グラム)で、幅65ミリ×67.6ミリ×65ミリというコンパクトサイズながら、クリアで低音のきいた音質を実現するために、定在波の起きにくい丸みを帯びた形状や吸音材を活用したほか、筺体内部をスピーカー部とその他の回路とで仕切り、スピーカー部の密閉度を上げた。
携帯に便利なハンドル付きの「SRS-BTM8」(ブラック、ホワイト)では、筺体内部でスピーカー部をさらに別筺体(エンクロージャー)で覆うことで、高い密閉度を保ち、低域再生能力を向上させたほか、エンクロージャーには約2.5ミリの厚みを持たせ、独自の溝形状を施すことにより、不要な振動を抑え、クリアで透明感のある音を再現している。
価格はオープンだが、想定実売価格は「SRS-BTV5」が8000円前後、「SRS-BTM8」が1万円前後とみられる。