加藤和彦の死から3年… 盟友・北山修が語っていた「フォークル」あの頃

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   ミュージシャン・加藤和彦さんが亡くなって、2012年10月16日ではや3年が経った。

   独自の世界を作り上げたソロ、海外にもその名を響かせたサディスティック・ミカ・バンドなどさまざまな活躍を見せた加藤さんだが、最も多くの人の印象に残っているのは「ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)」時代の姿だろう。わずか1年のプロ活動ながら、フォークルは日本中に大きなインパクトを与えた。

帰ってきたヨッパライ誕生秘話とは

『今語る あの時 あの歌 きたやまおさむ ―ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで―』(前田祥丈インタビュー・文、アートデイズ)
『今語る あの時 あの歌 きたやまおさむ ―ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで―』(前田祥丈インタビュー・文、アートデイズ)

   当時の思い出を、元メンバーで加藤さんの盟友・北山修(きたやまおさむ)さんが語った本がある。『今語る あの時 あの歌 きたやまおさむ ―ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで―』(前田祥丈インタビュー・文、アートデイズ)だ。2007年、還暦を迎えた北山さんが戦後の音楽シーンを変えたとまでいわれたフォークル活動の出発から、その後の人生までを語り下ろしている。

   加藤さんをしのぶ上で注目したいのは、やはりフォークルの代表曲「帰って来たヨッパライ」(作曲は加藤さん)誕生秘話だろう。昭和元禄の日本を驚かせたヒット曲はいかに生まれたのか、そして北山さんはどのようにそれを語っているのか。またフォークル突然の解散についても、北山さんは言及している。

   北山さんの代表曲8曲を収録したCD付き。価格は2000円。

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