トヨタは2012年10月11日、高級セダン「LEXUS(レクサス)」のフラッグシップモデルである「LS」シリーズをマイナーチェンジし、発売した。メーカー希望小売価格は、830万~1550万円。
スポーティーグレード「Fスポーツ」を新設定
エクステリアでは、空力などの性能向上を造形に生かしたデザイン「スピンドルグリル」の採用をはじめ、フロントフェイスを一新。リヤにもスピンドル形状を取り入れるなど、「フラッグシップモデルにふさわしい存在感と、個性を備えたスタイリング」とした。一方インテリアでは、インストルメントパネルを一新して水平基調としたほか、操作系の配置を見直し、機能性を大幅に向上させている。
また、「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」などといった新たな生産技術の導入により、ボディー剛性を強化するとともに、VGRS(ギヤ比可変ステアリング)の改良により、操縦性・走行安定性を向上させた。このほか、4輪すべての動きを統合制御するエアサスペンションや、衝突回避を支援するセーフティーシステムなどを導入している。
専用内外装デザインのほか、専用チューニングを施したトランスミッション、サスペンションを採用したスポーティーグレード「Fスポーツ」が新たに設定された。