山中伸弥・京都大教授のノーベル医学生理学賞受賞が決まった。快挙に日本中がわく中、その最新著『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(聞き手・緑慎也、講談社、1260円)が2012年10月11日発売される。
過去の著作にも相次ぎ注目
同著では山中教授が、自分のこれまでの人生と、iPS細胞の今後について語っている。タイムリーな出版で注目はがぜん高まり、Amazon(アマゾン)のランキングは10月9日現在、発売前ながら書籍部門で13位にまで急上昇している。やはりノーベル賞学者の益川敏英・名古屋大特別教授と対談した『「大発見」の思考法』(文春新書、872円)も7位に入るなど、過去の著作も「再発見」の流れに。なお山中教授の著作にはこのほか、畑中正一・京都大名誉教授との共著『iPS細胞ができた! ひろがる人類の夢』(集英社、1155円)がある。