自民党の安倍晋三・新総裁が食べたという「3500円カツカレー」(会場費込みの「特注」で、正確な値段は不明のようだが)の味を確かめたJ-CAST記者によると、たしかにおいしかったそうだ。しかし、値段が高ければいいというものでもあるまい。安くても、うまいカレーはある。食欲の秋、あなたにとって、おいしいカレーとは。
J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。
カレーライスは頭がよくなる食べ物か
『なぜ、東大生はカレーが好きなのか 脳を鍛える最強の食事術』
東大に入学した著者は、頭のよさそうなクラスメートに限ってカレーが好きだということに気づいた。特に優れた天才クンが行きつけの渋谷のカレー店の味は格別だった。そんなことから、カレーは頭がよくなる食べ物というイメージを持つようになった。それから30年近く経て、テレビやラジオで活躍する人気ドクターとなった著者が最新の研究成果をもとにカレーの素晴らしさを追求したのが祥伝社の『なぜ、東大生はカレー好きなのか 脳を鍛える最強の食事術』(著・吉田たかよし、1365円)だ。
秘密はカレーに含まれるクルクミンで、脳を活性化させたりアルツハイマー病を防いだりする効果があるという。安くて、早くて、うまいだけでなく、カレーは人生を満喫させてくれるベストパートナーだと説く。