水やりなしでお手軽室内栽培 法政大の学生団体がキット開発・販売

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

    法政大のデザイン工学部システムデザイン学科の学生団体「cotoRe(コトリ)」は、栄養価の高い食材として知られるスプラウトの栽培キットを発売した。

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ペットボトルの上に「本体」置くだけ

「PIT.POT」の栽培イメージ
「PIT.POT」の栽培イメージ

   商品名は「PIT.POT(ピットポット)」。学生たちが独自に企画・開発し、株式会社「セイムトゥー」(東京都港区)を通じて2012年9月から売り出している。

   水を入れたペットボトルの上に円盤状のキット本体(シリコン製)を設置するだけで、付属のマスタードやブロッコリーなど3種の種子の室内栽培を楽しむことができる。水やりの手間をかけずに成長を楽しむことができるうえ、インテリアグッズとしてデザイン性にも優れている。

   「PIT.POT」は、「忙しさから自宅で育てている野菜の世話が毎日できなかった」という学生たちの経験をもとにアイデアを広げた。東京都が主催する中小企業による国内最大級のトレードショー「産業交流展2011」に試作品を出展したところ、企業数社から製品化の打診があり、その後さらに改良の手を加えて発売にこぎつけた。

   1セット1500円(税別)で3000個製造した。

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