小型モデルのiPad(アイパッド)、通称「iPad mini(アイパッド・ミニ)」をアップルが近く発表するとの見方が強まっている。
米「フォーチュン」誌がアップルの大口投資家からの情報として2012年10月1日報じたところによると、アップルでは10日にもプレスに発表会への招待状を送付、17日に「アイパッド・ミニ」を発表する準備を進めているという。日本を含む各国メディアも、この情報をいっせいに報じた。
3Gにも対応、カラーリングはiPhone5と同じ?
さらにウクライナのブログメディア「UkrainianiPhone.com」は10月2日、アップルの生産を受託している中国・フォックスコンから流出したと称する「アイパッド・ミニ」の部品写真を公開した。
4枚の写真からは、カラーは少なくとも白・黒2種類があること、3Gに対応していることなどがうかがえる。特に黒に関しては、先に発売されたiPhone(アイフォーン)5に近いカラーリングのようにも見えるが、真偽は不明だ。
アイパッド・ミニに関する噂は繰り返し浮上しており、サムスンとの特許訴訟の中でも、故スティーブ・ジョブズ氏の生前から発売が検討されていたとの証言が出た。特に最近では小型タブレットとしてアマゾンがKindle Fire(キンドル・ファイア)、グーグルがNexus(ネクサス)7を相次いで投入したこともあり、噂が過熱している。