「中古車を売っているひとって怖い顔してるひと多くない？」――そんなイメージを払拭するため、日本中古自動車販売協会連合会（JU、東京・渋谷区）は2012年10月2日、「中古自動車販売士」の「絶対に守る、マニフェスト10カ条」を策定・発表した。中古自動車販売士は、「中古自動車を適切に販売するための初めての教育・認定制度」。
「愛車、愛犬、……愛妻を忘れずに」
マニフェストを発表するマーくん
今回のマニフェスト策定には、「中古自動車販売士」が提供するサービスの質をより高め、ユーザーとの間に「クルマを買うなら絶対『あの人』から」と言われるような信頼関係を築いていく狙いがある。
マニフェストという言葉の「硬い」印象とは裏腹に、クスりときてしまう言葉遣いで書かれており、自称「かわいい」マスコットキャラクター「子グマのマーくん」がYouTube（http://youtu.be/l4AtN0tJqgk）上で政見放送風に発表する。「絶対に守る」と銘打っているだけに、中古自動車販売士の今後の動向が注目されるところだ。
中古自動車販売士「絶対に守る、マニフェスト10カ条」は以下の通り。
【接客】接客はやさしく丁寧に、見た目はさておき、心はロマンチックを心がけます。
【値段】そのクルマが安い理由、高い理由をきちんと説明します。
【雑談】"すべらない"雑談を持っています。気軽に話しかけてください。
【ブレーキ】メリット・デメリット両方お話し、衝動買いの失敗にブレーキをかけます。
【アフター】クルマの販売は、売った後からが大切だと考えています。
【ドライブ】ドライブに最適な一台の提案はもちろん、人生のドライブにもお供いたします。
【愛】愛がアタマに付く言葉は少ない。愛車、愛犬、……愛妻を忘れずに。
【目利き】お酒の目利きより、クルマの目利きに精進します。
【知識】お客様の安全なカーライフのために、日々クルマの知識を習得します。
【クルマ】クルマを買うなら絶対"あのひと"から、と言われる存在を目指します。