「お酒にNO」のギャルが増えた理由
それもそのはず。
以前からもお伝えしているように、ギャル達の間で「空気を読めないKYギャル」ではなく、「空気を読めるKYギャル」が急増しています。
それには、ブログやSNS、ツイッターといったウェブ上でのコミュニケーションが盛んになったことで、他人から変なことを書かれたりしないため、また、自分がしたことで他人を傷付けたり、不愉快にさせたりしないためにも、慎んだ行動をするのがギャル達のテーマにもなっているのです。
また、面白いことにGRPで調査した飲酒に関するアンケートでは、
■20歳になったら飲酒したい /46.0%
■20歳になったら飲酒したくない/54.0%
といった結果となり、大人の楽しみとも言える飲酒に対し、『No』と答えるギャルが多かったことが分かったのです。
5年~6年前までのギャルの間では、飲酒=20歳になってからの楽しみといった方程式が成り立ち、成人式ではバカ騒ぎをする一部の若者も多かったのも確かですが、ここ最近のギャルの間では、メイクやファッションはもちろんながら、ライフスタイルにおいても常に「クリーン」でいるスタイルが確立され始めているのです。
振り返れば、私が高校生だった10年前では、空気を読めない、いや、読むことを知らないKYギャルが多く、イキがった行動をすればするほどストリートで目立てると認識され、そうした行動を取っているギャルほど存在度が際立っていました。