あなたもできる!バウアー流仕事術3か条 ※ただしタフガイに限る

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   口うるさい上司や面倒な同僚、あるいは難儀な仕事先に頭を抱えるあなたに、うってつけのお手本がある。米ドラマ「24―twenty four―」の主人公ジャック・バウアーだ。

   阪急コミュニケーションズの『タフガイの仕事術』(フェルナンド・モンテロ、ラファエル・ガラン共著、宮崎真紀訳)によれば、バウアーは「社員の鑑」だという。同著から、明日から実行できそうな(?)バウアー流の仕事術を紹介したい。

バウアーこそは「社員の鑑」だ

『タフガイの仕事術』(フェルナンド・モンテロ、ラファエル・ガラン共著、宮崎真紀訳、阪急コミュニケーションズ)
『タフガイの仕事術』(フェルナンド・モンテロ、ラファエル・ガラン共著、宮崎真紀訳、阪急コミュニケーションズ)

(1)上司の操り人形にはならない

   合衆国のエージェントとして、過酷な任務を次から次に引き受け、苛烈な拷問や裏切りに遭いながらも、完璧に仕事をこなし続けるバウアー。著者が中でも注目するのは、彼が決して上司の操り人形にならないところだ。

   もちろんそのためには常日頃から上司相手にも断固たる態度を示し、同時に一目置かれる知的さをアピールする必要がある。たとえば上司から「●●●も知らないのか」と怒鳴られたら、バウアーのようにこう返してみよう。

「あんたが説明しないからだよ。5秒やるから頼む」

(2)大統領が相手でも自分のやり方を貫く

   「24」の作中、バウアーが内通者を拷問にかける場面がある。あと一歩で情報を吐く――そんなところへ、大統領からの中止命令が。

   自分の進めてきた仕事に、上の横やりが入ることはしばしばだ。しかしバウアーは大統領からの電話を切り、拷問を続けた。どんなに立場が上の人間を前にしても、自分のやり方を貫く。これこそが、まさにタフガイのタフガイたる所以だ。

「今日俺は、あることのために命を捧げる。怖くはない。自分のやり方で死ねるからだ」
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