「クソッタレな上司」の机の上に置きたい 「○上司 ×上司を鑑定する」教科書

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   あなたが思い描く理想の上司とは、どんな人物だろうか? こんな人の下でなら働いてみたい、などという上司なんているものだろうか? 全米大ベストセラーとなった『あなたの職場のイヤな奴』(2008年講談社刊 原題:The No Asshole Rule)の著者であり、スタンフォード大学の名物教授ロバート・サットン氏が解明した。

「なぜ上司になると自分が見えなくなるのか」

『マル上司、バツ上司 なぜ上司になると自分が見えなくなるのか』
『マル上司、バツ上司 なぜ上司になると自分が見えなくなるのか』

   「人の神経を逆なでする」「いるだけで周りにダメージを与える」「自分より弱い相手をいじめる」「ときには取引先にも被害を及ぼす」……クソッタレの特徴をあげればきりがない。こういった人物が一人いるだけでも、職場や人の集まるグループが蝕まれていく。ありがちな話のようだが、経営組織論の第一人者が、まじめに学問として研究した結果、導き出された成果だ。

   ベストセラーの前作に続いて、今回は上司-部下という逃れられない上下関係に、そのクソッタレが登場した場合どう対処すべきなのかについて書いたのが『マル上司、バツ上司 なぜ上司になると自分が見えなくなるのか』(2012年9月講談社刊)だ。

   クソッタレ上司にならないためにはどうすればいいのかが、エピソード豊富に解き明かされる。「きっちり責任をとる」「躊躇するな-イエスかノーで答えろ」「感謝の態度」「言行の不一致を意識する」「部下を守る」「不毛な会議で時間を無駄にするな」「思いやりのある対応をする」「汚れ仕事への取り組み方」などなど。

   あなたが部下を持つ上司ならなるほどと思うかもしれないし、クソッタレな上司を持つ部下のあなたなら、この本をソイツの机に置いておくというのも妙案かもしれない。

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