ニコンイメージングジャパンは2012年9月27日、「充実した基本性能」を備えたデジタル一眼レフカメラ「D600」を発売する。価格はオープンだが、ボディーのみの想定実売価格は22万円前後とみられる。
上位機種と同じ画像処理エンジン搭載
幅141×高さ113×奥行き82ミリというコンパクトサイズと、約760グラム(本体のみ)という軽量化を実現しながらも、上位機種に迫るほどの性能が売りのモデルだ。
有効画素数約2400万画素を誇る新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーや、「D4」や「D800」などの上位機種と同じ画像処理エンジン「EXPEED 3」、視野率約100%の光学ファインダー、大画面で視認性に優れた広視野角3.2型液晶モニターを搭載している。
また、約2400万画素という高画素を生かした高精細なフルハイビジョン動画(1920×1080、30p)に対応しているほか、撮影用途に応じて「FXベースの動画フォーマット」と「DXベースの動画フォーマット」の使い分けができる「マルチエリアモードフルHD Dムービー」を搭載することで、静止画だけでなく、動画撮影機能の利便性も高めた。