日食グラスなしで日食観察OKの北京の大気汚染
金環日食が観測された今年5月21日、日本では「絶対に太陽を直接見ないように」という注意があちこちで出され、日食グラスや太陽投影板が飛ぶように売れたと聞く。北京でも部分日食を見ることができたが、この日も大気はVery Unhealthy。スモッグがしっかりブロックしてくれて、肉眼でも全く平気に観察できた。北京の大気汚染、太陽にも勝ちます。
しかしながら、デモの日々の快晴続きと、その後の運動会当日のこの天気と汚染。絶妙のタイミングだ。「さすが、中国。天候操作できるんじゃないの」という「冗談」も飛び交いそうだ。
小林真理子