イオンが「G.Gデーフェスタ」全国で開催 敬老の日に合わせ新シニア層「G.G」にアピール

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   イオンは、9月第3月曜日の敬老の日を「G.Gデー(グランド・ジェネレーションズ・デー)」と名付け、アクティブシニア向けの商品やサービスを展開する『G.Gデーフェスタ』と題した展示会を開催した。北海道から沖縄まで全国17か所のショッピングセンターで、2012年9月15日~17日まで開いたもので、イオンのグループ企業や、KIRIN、味の素、象印などをはじめとした取引先各社が「G.G」向けに商品展示やサービスの体験コーナーを展開した。

   「G.G(グランド・ジェネレーション)」とは、脚本家や大学教授などとして幅広い分野で活躍している小山薫堂氏が提唱する、シニアに代わる世代の考え方で、イオンはこれに賛同。2012年問題といわれる団塊世代の完全リタイアを受け、今後国内の個人消費を牽引するシニア層への商品・サービス等を強化し、飛躍的な成長を目指し「シニアシフト」を掲げて様々な取り組みを行なっている。

コンセプトは"自分需要"と"初体験"

「G.G」世代向けにさまざまな商品が並んだ
「G.G」世代向けにさまざまな商品が並んだ

   今回の『G.Gデー』の展開でコンセプトとしてイオンが掲げたのは、"自分需要"と"初体験"。イオンリテール執行役員坂本潤氏は、「今までの『敬老の日』というとご老人を敬い、贈り物を贈るというものが中心だったが、9月はG.G世代の方が『旅行』にお金を使う月というデータも出ている」と指摘した上で、「家族と一緒に食べる『ごちそう』など、イオンの様々な商品・サービスでG.G世代の方々が自分自身で楽しみ、輝いていただきたいという想いから『G.Gデー』とさせていただいた」と話す。

   「G.Gデーフェスタ」開催店舗の1つである埼玉県越谷のイオンレイクタウンには、多くの家族連れなどが詰めかけ大盛況だった。3日間の期間中には、美と健康をテーマにした商品を扱う「イオンボディ」が販売するドリンクを試飲できるドリンクバーや、幅広いシューズを扱う「グリーンボックス」による足裏測定サービスに長蛇の列ができた。また、年を重ねて変化する肌の悩みにも対応する化粧品として「コーセー」や「p d c」との共同企画のスキンケア化粧品なども並んだ。さらに、尾崎亜美さんらG.G世代に人気のアーティストによるライブもあり、シニアの多い越谷地区での開催で、多くの「G.G」が会場に足を運んでいた。

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