口に含むとたらこの塩気を感じる
さて早速だが、「復刻」は通常版となにが違うのか。卑近なところだと、お値段が高めになっている。原材料は、北海道産のすけとうだらの卵を使用(通常はロシア、または米国)。また酵母エキスや着色料などが使われておらず、唐辛子の焙煎機も違うそうだ。
色を見くらべると、黄色みが強く見える。口に含むと、たらこの塩気を感じて、次に唐辛子の辛味がまとめて鼻まで突きぬけていく。一方の現代版は終始、甘辛で濃厚だ。この「復刻」はシンプルでプリミティブだが、塩気と辛さがいさぎよくて、気骨がある感じがする。食べてみたら、案外こちらが好みだという人も多いかもしれない。
商品名:味の明太子「復刻」
製造:ふくや
サイズ:120グラム
価格:1575円