中国大分裂の予測 派閥抗争・軍の報復・モノ言う人民台頭…

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人民解放軍と共産党の深刻な対立

『中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動』
『中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動』

『中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動』

   実業之日本社の『中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動』(著・長谷川慶太郎、1575円)はエコノミストとして数々の経済予測の著書を出してきた著者が、今後の中国を大胆に見通したものだ。

   重慶市のトップで毛沢東回帰派の代表だった薄煕来氏が失脚したが、毛沢東をいまも信奉する人民解放軍の最高幹部たちは強い不満と憤りを抱いている。軍と共産党の亀裂が決定的となり、やがて共産党への報復が始まる。きっかけとなるのは北朝鮮の核実験という。核実験を認めない中国政府は人民解放軍の最強軍区である瀋陽軍区に北朝鮮を武力制裁するよう命令を出すが、瀋陽軍区は従わない可能性が高い。中国は7つある軍区同士で内戦状態に陥り、分裂へと突き進むというのだ。

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