中国大分裂の予測 派閥抗争・軍の報復・モノ言う人民台頭…

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   尖閣諸島をめぐり中国が激しく反発している。強硬姿勢の裏で何が起きているのか。近づく共産党大会、熾烈な権力抗争と深刻化する軍との対立、インターネットによる世論の高まり。改革開放路線は行き詰まり、大分裂が始まるという予測もある。J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。

「上海派、太子党、団派」三つ巴の抗争

『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』
『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』

『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』

   この本の発売と前後するが、来月(2012年10月)の中国共産党大会で次期指導者に就任することが確実視されている習近平国家副主席が2週間も姿をみせなかった。また、重慶市のトップを務めカリスマ的指導者として絶大な人気を得ていた薄煕来氏が突然失脚し、妻も英国人ビジネスマン殺害で裁判にかけられるという異常な事態が起きた。いったい背後に何があるのか。中国共産党の内部はまことに分かりにくい。

   文芸社からの『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』(著・宮崎正弘、1680円)は、ベールに包まれた中国共産党の権力構造を徹底分析、熾烈な争いの実像を描き出す。江沢民前国家主席が隠然たる力をもつ上海派、習近平副主席を筆頭格とする太子党、胡錦濤国家主席をトップに抱える団派。新指導者交代をめぐり、三大派閥はどう動くのか。

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