今、ノリにノっている小説家の一人だ。百田尚樹さん。100万部を突破したデビュー作『永遠の0』は岡田准一さん主演で2013年の映画化が決定、同作以外にも『BOX!』『モンスター』などの作品が相次いでヒット作となっている。ちなみに、「探偵!ナイトスクープ」などを手がける放送作家でもある。
その百田さんが2012年9月14日、USTREAM(ユーストリーム)・ニコニコ生放送で配信中の読書情報番組「J-CAST THE FRIDAY」(https://www.j-cast.com/trend/friday/main.html)に登場する。
新作『海賊とよばれた男』も話題
百田さんの新作『海賊とよばれた男』(2012年7月刊行、講談社)は戦後間もない日本を主な舞台に、石油会社『国岡商店』を率いる国岡鐵造のまさに「快男児」というべき生き様を描いた小説だ。政府、米国の巨大石油資本、さらには英海軍を相手に回しながらも、日本人としての誇りを胸に戦った鐵造、そして部下たちの姿が骨太に活写されている。
鐵造のモデルとなったのは、出光興産創業者・出光佐三。講談社特設サイトに公開されている「著者メッセージ」で百田さんは、「なんという凄い男がいたんや!」と驚嘆の気持ちをつづる。
「驚くべきことにこの物語に登場する男たちは実在しました 小説を書きながら泣いたのは『永遠の0』以来です」
14日の番組ではこの新作『海賊とよばれた男』を中心に、その創作の背景を尋ねる。昼12時半から。アーカイブあり。