自分だけの「マイ・ウクレレ」に超満足
塗装が乾いたら、ネックに金属製のペグを装着する。ネックにはすでにペグを差し込むための穴が開いているが、結構キツいので少し削る、あるいは木づちなどを使うのをお勧めする。ペグ部分はパーツが細かい上に多いので、なくさないよう注意が必要だ。またネジはしっかり締めよう。
続いて、指板をネックに接着する。こちらはプラスチック製なので、固定できるまでじっくり乾燥させる。
あとは弦を張るだけ。ブリッジに固定するため、片方の先端にビーズで結び目を作り、反対側をペグに巻きつけてゆく。最後にチューニングを合わせれば、完成だ。爪弾けば、ポロロン、とあのおなじみの音色が鳴る。
製作時間は実働4時間ちょっとだろうか。手先の不器用さでは健さんにも負けない自信がある記者だが、比較的様になるものに仕上がったように思う。何より、自分が作ったと思えば愛着もひとしおだ。
同著には「夜空ノムコウ」「ヘビーローテーション」などのヒット曲のTAB譜(ギター用譜面)も掲載されている。作って弾いて、長く楽しめそうな内容の「一冊」だ。