「ビッグイシュー 日本版」が2012年9月11日、オンライン版(http://bigissue-online.jp)を開始する。創刊9周年事業としておこなうもので、編集長はブロガーでITジャーナリストのイケダハヤトさんが務める。
仕事を提供し自立を応援
これまでの「ビッグイシュー 日本版」バックナンバーから、えり抜きの記事を紹介する。今後は、独自記事の掲載も視野に入れるという。
ビッグイシューは、ホームレスに救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供することで自立を応援する社会事業モデルで、日本では300円の雑誌1冊の販売につき半分以上の160円が販売者の収入となる。
オンライン版の購読料は無料。その狙いは、販売者の売り上げにつながるよう、ビッグイシューの内容や販売をしている人の認知を高めることにある。ホームページでは、「販売場所マップやビッグイシュー本誌へのリンクなどもありますので、気に入っていただけた方はぜひ、お近くの販売所で販売者から購入頂ければ」としている。