恋多き女性ほど、肌にハリがある傾向あり――そんな調査結果を、ロート製薬が2012年9月4日発表した。
20~40代男女465人(男156人、女309人)を対象にしたこの調査によると、肌のハリを「とても保てていると思う」とした女性の75.0%が、自分のことを「恋愛体質(常に恋をしている)」タイプだと考えており、逆に「保てていない」人ほどその恋愛体質率は低下、特に「まったく保てていない」という人では89.7%が「非・恋愛体質」だった。
ほうれい線1センチ伸びれば6歳老ける
肌のハリが失われてくると目立つものといえば、「ほうれい線」だ。今回、ほうれい線が特に女性の見た目年齢に少なからぬ影響を与えていることも同時に明らかになった。
この調査では、画像加工でほうれい線の長さのみを変えた2種類の女性の顔写真を用意し、2枚の写真を比較して「何歳差に見えるか」を尋ねた。すると、ほうれい線を1.18センチ伸ばしただけの写真の方が、平均6.93歳も老けて見られた。1センチあたりに換算すれば、6歳老けるという計算になる。
「女性の年齢を判断するときに見るポイント」(複数回答可)としても、「ほうれい線・口元のたるみ」が76.3%と最も多い。女性の側も79.3%がたるみを自覚する一方で、なんらかのケアをしているという女性は20代で21.4%、40代でも26.2%に留まった。
調査元のロート製薬では女性の肌に関する研究を続けており、肌のハリに大きな影響を与えることが明らかになった成分「エラスチン」を使った商品開発なども行っている。