メルセデス・ベンツ日本は2012年8月29日、2012年3月に発表した最高級ロードスター「新型SL」の最上級モデル「SL65 AMG」を発売した。メーカー希望小売価格は、3050万円。
従来モデルから約170キロ軽量化
搭載されるAMG6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンは、新設計のターボチャージャー、燃焼システム、吸排気システムを採用し、最高出力463キロワット/630PS(従来比+13キロワット/18PS)、最大トルク1000ニュートンメートルのエンジン性能を発揮するとともに、燃焼効率の向上と滑らかで上質なエンジンフィールを実現している。
他のSLモデルと同様に最先端のボディー技術を駆使したフルアルミニウムボディーシェルや、SL63 AMG同様カーボンコンポジット素材を使用したトランクリッドを採用するなど、従来モデルと比べ約170キログラムの軽量化を図った。
エクステリアでは、クローム処理を施し、輝きを増した「ツインブレード」デザインラジエーターグリルやデザインクロスストラットなどを使用しているほか、インテリアではシートやドアパネルに、最高品質のナッパレザーをふんだんに使用しダイヤモンドステッチを施したフルレザーインテリアを採用するなど、専用デザインにより「迫力あるエクステリアと上質なインテリア」を演出している。