2012年は映画の聖地ハリウッドが誕生してからちょうど100年の区切りの年だ。これを記念して、Newsweek(ニューズウィーク)は、1912年から2012年までの100年間に同誌が取り上げた「世界を変えたニュース100」のそれぞれをテーマとする名作・傑作映画を『Newsweek 9/7増刊号 時代を刻んだ映画300』(阪急コミュニケーションズ、880円)にまとめた。
読むほどに教養が身につく
掲載されているのは「ニューズウィーク日本版編集部厳選の名作・傑作映画ばかり」という。取り扱うテーマの例を上げれば、
第一次世界大戦と『西部戦線異状なし』/世界大恐慌と『ペーパームーン』/第二次世界大戦と『生きるべきか死ぬべきか』/宇宙開発競争と『アポロ13号』/キューバ革命と『13デイズ』/朝鮮戦争と『ブラザーフッド』/ベトナム戦争と『地獄の黙示録』『ディア・ハンター』/プラハの春と『存在の耐えられない軽さ』/ウーマンリブと『クレーマー、クレーマー』/ヒッピーと『カッコーの巣の上で』/ベルリンの壁崩壊と『グッバイ・レーニン』/アパルトヘイト撤廃と『遠い夜明け』/地球温暖化と『不都合な真実』/リーマンショックと『インサイド・ジョブ』
コラムも充実しており、出版社では「お休みを有意義に過ごしたいあなたには、ぜひお勧め! 読むほどに教養が身につき、関心が高まったら、DVDやブルーレイで映画鑑賞。笑って、泣いて、感動して、楽しい時間があなたを待っています。」とすすめている。
2012年7月25日、刊行された。