「甲子園」が浮き彫りにする県民性 高校野球通して学ぶ「人生」「お笑い」…

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高校野球取り巻く風土と文化

  『「野球」県民性』
『「野球」県民性』
『「野球」県民性』

   今年の甲子園大会、見所のひとつは東北勢が初優勝するかどうかだった。年ごとに力をつけてきた東北のチームだが、まだ大優勝旗を手にしたことはない。青森代表の光星学院に期待がかかったが、かなわなかった。青森県民はじめ東北の人々の無念さはいかばかりか。こうした地域性が話題になるのも高校野球の魅力のひとつといえよう。

   甲子園に集まってくる代表校は郷土の誇りだ。それぞれのチームにはそれぞれのふるさとの香りがある。祥伝社新書の『「野球」県民性』(著・手束仁、819円)は、高校野球を中心に各地の野球への取り組みやプレースタイルにはその土地ごとの風土や県民性が反映されているとみる。北海道から九州・沖縄まで全国47都道府県を網羅、野球を取り巻く文化や歴史を考察する。

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